コモロ
先日、部屋の大掃除をしていたら
大昔につかっていたショッキングピンクのICレコーダーが。
内蔵されていたSDカードを開くと、懐かしの録音がたくさんでてきました。
当時高校生だった自分が出す音がなんだかまぶしくて…
全然うまくはないんだけど、なんか、まっすぐすぎて…不器用すぎて…
言いたいことはあるのに言い方がわからなくてずっとくすぶっているような演奏
そんな僕も10年経って高校で先生をしているわけですが。
小諸高校の新年度がはじまりました!
懐古園にて
この日昼間は穏やかな陽気で、懐古園もゆっくり見ることができたのに
レッスンが終わって帰るころにはなぜか吹雪…(T-T)
息ができないほどの強風で、山あいの厳しさを見せつけられましたとさ。
2017年度から指導にあたっている小諸高校音楽科。
東京から通うのは最初こそ多少大変だったものの、いまではレッスンのついでにキレイな空気を吸っておいしい信州蕎麦を食べて笑
リフレッシュもできちゃう時間になっています。
なにより小諸の街並みや空気感がすごく好きで、おとずれる度にいろんな魅力を感じています。
ここでのびのび練習できる生徒たちは恵まれているなぁ
指導にあたっていると、自分が高校生のときはどう感じていたかな…と思い返すタイミングがいっぱい。
こうしろああしろと矯正するのは簡単だけれど、なぜそうすべきなのか、その結果どんな表現ができるようになるのか、という裏付けを理解し
そこからもっと憧れや理想を高く高くしていくのが何よりも一番大切なことだと思うわけです。
楽器をもっていないときの人となりにも良い影響が必ずあるはず。
聴いてくれる人、お客さまの立場にたって喜んでもらえるよう考えるのは、音楽とか演奏とか以前のことだよねぇ。
そういえば長野の人は誰でも、自分の住んでるところの標高がパッと言えるそうです。すごくない?笑
ひたちなかの標高なんて知らない皆神陽太でした。